人の心は移ろいやすいもの。
なのに、どうして私たちはお相手の心を一生涯つなぎとめておきたい、と願ってしまうのでしょうか。
自分だけを見てほしい、という気持ちを強く持つのは女性の方が多いようです。
特に体の関係を持った後には一層強くなるようです。
これは私たちの中に眠る本能によるものです。
体の関係を持つことは、子作りに直結します。
実際に子どもができるかどうかは別として、女性は自分と子どものために世話をするオスを確実に手元に置きたいと思ってしまうのですね。
自分だけを見て、自分のことだけを考えて、自分の世話だけをしてくれる相手がいないと、いつ危険な状態になるかわからないのが自然界です。
私たちは動物から進化してきたため、DNAの中にその危機感を持っています。
そのため、他のメスの世話をしに行かれても困るので、他のメスとの性行為を行ってほしくありません。
また、自分たちを養う獲物、現代でいえばお金、を他に奪われては困ってしまいます。
独占欲が強くなるのはこのような本能的な部分、そして他人に必要とされたい、自分は大切な人間だと思ってほしいという承認欲求という人間の欲求の部分がダブルで出てくるから、といってもいいでしょう。
独占欲自体は、持っていて当たり前だということです。
しかし、独占欲を強く持つと自分自身がとても辛くなります。
まわりを敵とみなして排除し続けたり、何とかして相手の気を惹こうと本意ではないことを行ったりし続ける状態は、決して幸せとは言えません。
そこから解放されるには、まず自分で自分のことを認めてあげることです。
そうすることで、過剰な独占欲からは解放されるでしょう。
でも「あの人の気持ちを長くつなぎとめておける具体的な方法があるならば知りたい」ですよね?
大好きなあの人の本当の性格や好みのタイプ、好きなことなどを探っておきませんか?
きっと、あの人を夢中にしておくことができますよ。
竜泉 先生のブログ
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2023-05-23 09:25:29
お相手の心を一生涯つなぎとめておきたい心理